ボーナスが出ました。介護職員処遇改善交付金が含まれていたのでいつもより9万円くらい多かったです。
さてこの介護職員処遇改善交付金ですが、詳しく見ていくとこうなっています。
○ 「介護職員処遇改善交付金」は、介護職員の処遇改善に取り組む事業者に対して、平成21年10月から平成23年度末までの間、計約3,975億円(全国平均で介護職員(常勤換算)1人当たり月1.5万円に相当する額)を交付するものです。
○ 原則として、介護職員、介護従業者、訪問介護員等として勤務している職員が対象です。(なお、看護師など他の職務に従事していても、介護職員として勤務していれば対象にできるなど柔軟な活用が可能となっています。)
(厚生労働省ホームページより)
簡単に言うと、介護職って重労働な上に薄給だから援助しますよってことです。
そして、「介護職員処遇改善交付金」が介護職の賃金以外で使われないようにあとで報告書などを出さなければいけないようです。
そこで疑問なんですが、どうしてわざわざ報告書なんかを出さなければならないのでしょうか?
これはわたしの考えなのですが、
何もなしに介護施設に交付した場合、横領する施設が多いから、なのではないでしょうか。
うちの施設でも施設のお金で買った大型液晶テレビがいつの間にか経営者の家にあったというようなことがあります。彼らは横領が得意です。なので今までもそんなことがあったのかもしれません。
国から交付されたお金や募金がちゃんと使われることは珍しいことではないのかもしれませんが、最終的には全て入所者さんの被害になってしまいます。
そういう意味では今回の国の対策は賢明だったんだろうなと思いますし、そこまでの状態なんだなぁとも思わざるを得ませんでした。