先日、介護福祉士の合格発表がありましたよね。今回、うちの施設からは3名が試験を受けました。
仮に、介護職Aと介護職B、介護職Cとしましょう。
Aはデイサービス勤務(非常勤)。BとCは施設勤務(非常勤)です。
言葉は悪くなりますが、Aは施設でも有名な「出来ない人」で、同じミスを何度もしたり、利用者さんへの対応が悪く怒鳴られたりなんてことがしょっちゅうあります。介護分野には、こういう人よくいますよね?
ちなみにBとCは普通の人です。
この3人が介護福祉士の試験を受けたのですが、受かったのはAだけでした。みんな「どうして?どうして?」という感じです。考えられる要因は2つ。
研修による実技試験免除
ご存知のように介護福祉士の試験にはペーパーテストと実技試験がありますが、Aは7万円ほど投資して研修(介護技術講習会)を受け、実技試験を免除してもらっていました。
とっさの判断力のないAにはかなりプラスに働いたと思います。
夜勤がなかったから
BとCは夜勤や早出・遅出も入っていますが、Aはデイサービス勤務なので日勤しかしていません。試験勉強においてはこれもかなり良かったのではないかと思います。不規則な勤務をしているとなかなか時間がとれませんし、常に眠気があったりして、勉強には向きません。
それに上に書いたような研修は日勤のみでないとやりくり厳しい気がします。
夜勤がなかったことによる恩恵をめいっぱい受けたことで、Aは合格できたのでしょう。どう見てもAは受かりそうな人間ではありませんでしたし、Aが受かったことでAの時給が上がるようなことがあれば暴動が起こりそうです(笑)。
そもそも、Aは変則勤務は無理だろうと言うことでデイサービス勤務となったのですが、それがこういう結果になると、BやCがかわいそうでなりません。即戦力でよく動けたばっかりに不合格の憂き目にあったのですから。
まとめ
介護福祉士の資格を目指している人は、夜勤なしの職場で試験勉強に専念した方がよさそうです。一旦は収入が落ちるかもしれませんが、ケアマネなどの資格を目指すこともできますし、後々必ず得になってきますから。
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