介護職がスキルアップしたい時はどうしたらいいの?
介護職でスキルアップすれば
- サービス提供責任者
- 介護長
- 施設長
- ケアマネージャー
などへの道が開かれていきますし、資格手当がつく場合も多いため年収アップにも繋がります。
介護の仕事をしていて、それなりに慣れてきたけど資格が無い、もしくは「介護職員初任者研修」しか持ってないからスキルアップしたい。でも、勉強する時間が全然ない。
という人は多いんじゃないでしょうか?
そういう人には絶対夜勤なしの職場をオススメします。
夜勤をしてフルの勤務をこなしながら勉強するというのはよほどでない限り難しいからです。
しかも、夜勤だけでなく、行事の準備などのサービス残業や各種委員会による呼び出しなど、交代勤務には様々なことがついてきます。その結果、時間があれば寝てしまうという生活になっていきます。勉強なんてとても手につきません。
大手の介護職専門の転職サイトなら夜勤なしの職場もたくさんみつかります。いくつか登録してまずは資格取得を目指しましょう。
しっかりした資格のないままでズルズル働くのはブラック施設の思うツボです。
介護職でスキルアップしてないと将来的に詰むかも…
介護の仕事をしていくのであれば、それなりの資格は必須です。
かならず「介護福祉士」はとっておきたいところです。それにはいくつかの理由があります。
- 手当がついて給料があがる
- そこの施設を辞めても次の職場が見つかりやすい
- 国家資格である
(1)(2)はかなり大きいです。介護の現場はまだまだ発展途上で、ブラックな職場もたくさん存在します。資格がなければ転職先もなかなか見つかりませんが、「介護福祉士」であれば選択の幅がぐっと広がります。
(3)介護の資格はまだまだ整理されていません。誰でもなれる介護職という触れ込みの影には様々な事件がニュースを騒がせていますよね。
旧ヘルパー2級である「介護職員初任者研修」制度は資格としての効果を失う可能性があります。それに比べて、国家資格である「介護福祉士」はかなり安定した資格と言えるでしょう。介護の分野で本腰を入れて働くならばぜひとも取っておきたい資格です。
また、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」の資格をとれば現場仕事から脱出することも可能です。夜勤が体力的にもキツくなってきたとき、年齢的には他の業種に転職するのは相当難しくなっているはずです。どこかの段階で現場から事務仕事へ移ることも考えておくことも重要です。特に男性介護職員は一生の仕事になりますから、この辺りを真剣に考えておいた方が良いでしょう。
いずれにしても、結構勉強しないと取れない資格です。交代勤務の中では中々難しくなってきます。
そこで、デイサービスなどの夜勤なしの職場に一旦転職し、勉強時間を確保しましょう。給与は一時的に安くなるかもしれませんが、後々のことを考えるとまず資格を取っておいた方が絶対に得になります。
●夜勤なしで勉強できる効果は凄い!
わたしの周りでも
- よく出来たスタッフ(交代勤務している)
- 全然出来ないスタッフ(デイサービス勤務)
という二人が試験を受け、出来ないスタッフの方が介護福祉士に合格するという事態が起きています。
資格は一生ものです。勉強期間は1年か2年。その後で取り返せばいいわけですから、後悔のないように人生のプランを立てていきましょう。
とは言え、給与面など少しでも条件の良い職場がいいですよね。介護士専門の転職サイトならハローワークにはない好条件で夜勤のない求人がたくさん出ています。なぜなら転職サイトは自ら営業をかけて少数の求人も拾ってきているからです。登録や利用が無料なのはハローワークと同様。これらもぜひ利用して良い条件の職場を見つけて下さい。