ブラック介護施設では先輩からの暴力も
これを書いている今は4月です。新卒の介護職の方もいることでしょう。
介護職が利用者に対して暴力を振るう。いわゆる虐待の問題はよく目にしますが、それだけでなく、ブラック介護施設では先輩が後輩に暴力を振るうという職員間の暴力もあります。
普通の会社組織では考えられないような話ですが、これも介護現場が労働者の受け皿となった弊害なんでしょう。
いわゆるDQN(ヤンキー系)の人やモラルがないような人も多く集まってきていますから。
彼らが先輩になった場合、当然、力の支配が起こってきます。
ほとんどの人が暴力に泣き寝入りしているわけですが、そんなことする必要はありません。なぜなら、現在の日本は法治国家だからです。先輩だろうがなんだろうが、他人に暴力を振るうことは立派な障害罪です。
介護施設で暴力を受けたら
泣き寝入りすることはありません。
ひどい暴力を受けた場合は、以下の手順を踏みましょう。
・暴力を受けた場所や時間。相手の名前などをメモに取る。
・近くの病院に行き、診察を受ける。その際にしっかりと「職場で暴力を受けた旨」を伝える(カルテは公式な記録となります)。
・ベストは診断書を書いてもらうことですが、保険が効かないので有料になります。
・その後で警察(交番でも可)で被害届けを出したいと伝え、事情を(メモを見ながら正確に)話す。
・診断書があるなら提出する。
怪我があれば、障害罪。
怪我がなくても暴行罪です。
これで相手のことを社会的に抹消することができます。
いくらブラック介護施設でもそんな人のことをかばいたくはないでしょうから、「管理不行き届きでしたすみません」という感じになり、かばったりはしてくれないでしょう。
でもこわいのが…
ただし、そこまで行かないレベルの暴力や、逆恨みされてしまう可能性があります。
相手はそういう人ですから逆恨みなんてされると何をされるかわかったものではありません。
やはり一番確実なのはブラック介護施設から転職することです。
なぜなら、しっかりとした施設なら職員の暴力なんて(当たり前の話ですが)許さないからです。
もし身の危険を感じたなら、一刻も早く転職しましょう。
新卒であっても事情が事情ですから、転職サイトの担当者にその旨を話せば次の転職先は必ず見つかります!