ブラック介護施設を見分けるための10項目

ブラックな介護施設で働きたくないのは当たり前ですが、世の中にはブラックな介護施設があふれかえっているのも事実です。
今、介護職は大いに不足しています。つまり、向こうがこちらを選ぶようにわたしたち介護士も自分の働く場所を選ぶことが出来るんです。そのことをしっかりと頭に入れておきましょう。
では、就職や転職でブラックな介護施設にハマらないためにはどうすれば良いのでしょうか?わかりやすい見分け方をまとめてみました。
ブラック介護施設の見分け方チェックリスト
事前情報としてして仕入れられること
- いつも求人が出ている
- 求人票の給料が極端に高い(または安い)
- 母体が小さく家族経営(同族経営)である
見学に行った際に見ておくべきこと
- エアコンは効いているか?
- 照明がしっかりと明るいか?
- 入所者の身なりは綺麗か?
- 介護士達の身なりは綺麗か?
- 介護士に挨拶をすると笑顔で挨拶を返してくれるか?
面接などできいておくべきこと
まとめるとこのようになります。それぞれを細かく見ていきましょう。
(それぞれをクリックもしくはタップすると細かい項目がみれます)
いつも求人が出ている
それだけ離職率が高いということです。人が定着しないのはブラックな介護施設の可能性が高いと言えます。
求人票の給料が極端である
求人票の給料には良いことを書いていたが、「それは最高給与額で実はここからのスタートです」なんていうこともあります。つまり人寄せのためになりふりかまっていないわけで、こういう施設は危ないと言えるでしょう。逆に安すぎるのも問題です。近隣の施設と比べて同程度のところを選びましょう。
母体が小さく家族経営である
よくあるパターンに地主が介護施設のオーナーになっているというパターンがあります。それは良いとしても要職に身内ばかりを集めていたりするのは問題です。自分たちの給料は高くし、他はゴミのような給料で働かせる。ギャグのようですが、このような施設があることも事実です。
エアコンが効いているか・照明が明るいか
極端な節約により日中は薄暗く、夏は暑い冬は寒い。そんな施設があります。入所者はもちろん、スタッフは汗だくになって働くわけです。環境を整えられないような施設はダメです。
入所者の身なり・介護士の身なり
入所者が汚い身なりをしているところがありますが、それはスタッフがそこまで手を回せないからに他なりません。ゆとりがそこにあらわれます。スタッフの身なりも同様で、ひどい施設になると穴の空いたユニフォームのまま働いているようなところもあります。
これは経営者が介護職のことを見ていないということです。
介護士に挨拶をすれば返してくれるか
死んだような目で軽い会釈をする人ばかりではダメです。何人かに挨拶をして笑顔で応じてくれる人がいるか確かめでおきましょう。このときに管理職じゃない一般職員で試してみるところが重要です。管理職であれば体裁を保ちますから。
タイムカードはあるか・残業代は出るか
タイムカードのない介護施設も多く存在します。昔の道場のように札を使っていたり、出勤簿にハンコを押すシステムになっています。しかし、それでは残業をどのように計算するのでしょうか?
そういう介護施設では残業代の多くが申請制になります。ですが、周囲の誰もが申請していなければ自分だけ申請するわけにもいかなくなります。予定外のことが多い仕事ですから、ここはハッキリとさせておきましょう。
しかし、これら全てをチェックすることは中々に難しいことだったりします。そこでオススメは介護職専門の転職サイトを使うことです。専門のエージェントがついてくれますから、彼らに任せれば多くのことを調べてきてくれますし、ききにくいことは代わりにきいてくれたりもします。
また面接日の調整や、断る時も代わりにやってくれるのでスムーズに就職・転職を行うことができます。しかも、利用や登録は無料。おすすめサイトをいくつか載せておきますので、是非利用してみて下さい。
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