介護職の将来性をもう一度考えてみた
多くのサイトで介護士には将来性がないと言われていますし、わたしもそう思ってきました。
なぜなら、多くの介護士が薄給でキツい労働をさせられておりサービス残業などは当たり前の世界だからです。
しかし、本当に介護士に将来性はないのでしょうか?
ちょっと思うところがあったので書いてみたいと思います。
AI難民という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言えばAI(人工知能)の発達により大量の失業者が出るという未来予想のことです。
今までは単純労働、肉体労働の現場に機械が導入されてきましたが、近い将来、頭脳労働の分野にも機械が入って来ます。
例えば会計士の世界、弁護士の世界、オペレーターの世界。
弁護士というとビックリするかもしれませんが、簡易裁判や書面の作成などはAIでも可能になると言われています。
大企業のサイトなどにあるチャットによる相談受付は、半分くらいまでAIが対応し最後に人間につなぐということが既に行われています。
医師なんかも怪しくなってきます。なぜなら、今の多くの医師は血液検査や画像データから診断し、それに合う薬を処方するという方法なので、簡単なものならAIでも可能になるかも知れません。
AIが取って代われない仕事とはなにか?
複雑に現状が動き、その都度判断が必要な仕事。論理的な判断だけでは出来ない仕事。
このような仕事はAIには不可能だと言われています。
介護士の仕事はまさにそうだと思いませんか?
現場は流動的で、認知症の方への対応は論理を越えています。
入浴介助ロボットなどは出来るかもしれませんが、人間は人間を求める以上、映画のアンドロイドのようなものが出来ない限り、介護士は必要とされ続けるでしょう。
つまり、介護士に将来性は十分にあるのです。
ただ、今の人手不足のうちに少しでも条件の良い職場にうつっておく必要があります。
なぜなら、AIに職を奪われた多くの人が介護の現場に流れ込んでくる可能性があるからです。
また、AI革命が起こる前に介護士を辞めてしまっては元も子もありません。
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